ダンロップやプロモンテのフライシートの「ひも」を改善してみた
未だにテント泊に行けていない管理人ですが、時間は沢山あるのでテントのフライシートの「ひも」問題を改善してみました。ダンロップ(プロモンテ)のフライシートの「ひも」を改善して2017年モデルのプロモンテのように「面ファスナー」化してみました。同じ工場で生産しているならダンロップも「面ファスナー」にしてくれれば良いのに、、、同じくダンロップのVS-50はデザインがプロモンテの2017年モデルっぽいので面ファスナーになっているのかな、、、
まぁ、文句言ってても始まらないので改善に着手してみました。管理人はこのテントを買う前にネットで検索していて「ひも」に関するページは大体読みました。プロモンテにしておけば良かったんじゃないか?という意見もありそうですが、実際に張られている実物を見たときに、薄くて不安になりました。最初のテントは普通のものにして、色々学んでから(何を?)超軽量のテントを買えばいいのではないか?って感じましたね。本当はヒルバーグの二アックが欲しいのですが、、、
いろいろググッた結果、ダンロップ先輩達のブログを読んで自分なりの改善方法を模索しました。管理人は改善する工作道具を殆ど所持していないので簡単に加工できるものを選択しました。
それが面ファスナー(マジックテープとかベルクロとも呼ばれています)なんですね。2017年モデルのプロモンテと同じように縫ってしまうのもありなんですが、そしたらそこに防水用にシーム塗らないといけないし、ミシンがないから手縫いになります。なんか嫌ですw
ということで、自宅にあった面ファスナーを「ひも」で結ぶという簡単な方法を採用することにしました。強度については責任持ちません。
面ファスナーは「オス」と「メス」があって、もしゃもしゃしている方とカッチリしている方とありますよね。これが一体になったものをモンベルで買ったのですが、ちょっと堅い素材だったのでプロモンテの純正のような素材に変えようと思っていたら、実はすでに持っていたことを思い出しました。
※この青い「面ファスナー」です。何かをくくり付ける目的で購入。未だ使ったことはありませんでした。
クラレの製品で製品名は「マジックストラップ」っていいます。
当初はこれをカットして「オス」と「メス」部分が結合されている部分にキリで穴を二つ開けて、そこにフライシートの「ひも」を通してちょうちょ結びしてテストしてみました。
こんな感じです。
テントポールにクルッと巻いて終了。余った部分はカットします。
ただ、この方法だとちょうちょ結びした部分があってポールに巻く時にすわりが悪いというか、そんな感じがしました。
数日後に100円ショップを覗いてみたところ素晴らしい製品があり、3個買ってしまいました。ケーブルタイという製品で4色に分かれています。上記のクラレの面ファスナーと同じようなもので「オス」と「メス」が連結されているものです。フライシートのひもに合わせて4個入りというのも素晴らしいですw
写真では確認しづらいかもしれませんが、中央部は5~8ミリくらいの連結部分があり、そこから「オス」と「メス」が繋がってます。
急にピンク色に変わっていますが、、、ポンチで小さい穴を二つ開けます。管理人はポンチを持っていないので、幸いにもポンチを所有している知り合いのポンチ職人さんにお願いをいたしました。ポンチの値段は知りませんが、知り合いに頼めば無料です。
この面ファスナーを中央部から2~3センチの所でカットします。
フライシートのひもの数に合わせて4個作ります。失敗しても100円なのであまり気にしないで加工できますね。
ダンロップのVS-20のフライシートのひもです。
まずはポンチ職人様に綺麗に開けてもらった穴にひもを通します。
同じひもでもう一回通します。
あとは適当な力でちょうちょ結びしておしまいです。この方法のほうがポールに巻きつけるときにすわりが良いのかなって思います。(管理人独自の見解です。)
こんな感じで巻きつけます。面ファスナーのカットは一回取り付けてからでもいいかもしれませんね。面ファスナーは濡れると粘着力が落ちるらしいです。グルッと回るような長さで調整したほうがいいかも。プロモンテの2017年モデルの実物を見る機会があったら参考にしてみて下さい。モンベルのテントでも同じようにフライシートの部分は面ファスナーで連結するモデルもあったと思うのでそれも参考になると思います。
ということで4箇所全てに取り付けて完了でございます。
面ファスナーって酷使していると、そのうち接着面が駄目になってきますよね。今回は100円ショップの安物(100円ショップや製品を作っている人ごめんなさい)なので、何時駄目になるか分かりません。駄目になったらひもを解いて新しく取り付ければオッケーです。ただ、やはり強度面が心配ですね。ひもは元々一直線で縫われているだけだし、、、。強度面でいうのなら縫ってしまうのがいちばんいいはずです。
ではでは~。