映画版・エヴェレスト神々の山嶺を観てきました
映画・エヴェレスト神々の山嶺の公開日は平成28年3月12日土曜日。自分は翌日の3月13日日曜日にこの映画をぼっち鑑賞してきました。繁華街に買い物に行ったのですが、その時に映画の公開日を過ぎていたので、気になって映画館まで行ったら何となく空いてそうな雰囲気がしました。
んで、気付いたらチケットを購入していたんです。
管理人は夢枕獏さんによる原作・マンガ共に読んではいないので、ストーリーは全く不明の状態で挑みました。しかし、マンガの有名?なシーンがネットで溢れており、その部分だけは知っていました。もしかしたら映画でもこのシーン使われるのかなぁ、、、と。
「神々の山嶺」は「小説すばる」によって、1994年7月から1997年6月まで連載されていて、その後、上下巻が発刊されているようです。読んだ方がいいかなぁ。日本の登山家が前人未到のエヴェレスト冬季南西壁・単独・無酸素登頂に挑み、その周辺人物らの姿を描いている話です。単独・無酸素なら管理人も低山でやりましたが(笑)
実在したイギリス人の登山家をめぐる「謎」部分もストーリーに加えられており、「登山」「カメラ・写真」を趣味の一つとしている管理人にとって見ごたえのある映画でしたし、最後までかなり真剣に見ていました(笑)
映画が始まってすぐに国内の有名な山が出てきました。この山は管理人が本年度、登山予定に入れている超有名な山です。まぁ、映画に出てきた危険なルートではなく、予定しているのは観光登山ルートなんですけどね。
そんなこんなでエヴェレストまで辿りつく映画なのですが、5200mの高地で撮影が行われたとの事。5200mは日本では絶対に体感できない場所ですよね。いいなぁ。映像を見る限り、5200mでも十分に満足できる風景でしたし、そこまで高くないピークまでなら日帰りでいけそうな感じもしました。
映画が進むにつれて、ちょっと「?」な部分もありました。羽生という人物に惹かれ、深町カメラマンもエヴェレストに登るのですが、生死を分ける行いにまで至った経緯がもうちょっと欲しかったのと、岸涼子さんも深町のエヴェレスト行きに着いていった気持ちや経緯がもうちょっと加えられると良かったかなぁと。映画って時間制限でもあるんですかね?3時間でもいいじゃない!?
神々の山嶺を観て
映画は基本的に興行的に成功しないと駄目なので、カットした部分も結構あるのだろうという素人考えですが、カットしなかったほうが良かったんじゃ?ここは加えようよ、という部分もありますね。原作を読んでないけど。
帰路に着くときに感じたのですが、似ている雰囲気の映画があったよな~と。
「グラン・ブルー」
こっちは潜水夫の話で、一人の潜水夫が海(イルカ)にとりつかれたようになっていく話。実在の人物「ジャック・マイヨール」は酸素ボンベ無しに誰よりも深く潜って行く。そのジャックに恋をしてしまった女性と、周辺人物の物語。
「神々の山嶺」は山にとりつかれた山男、「グラン・ブルー」は海にとりつかれた海男の話だな、と思いました。