登山で使うアプリで「ジオグラフィカ」っていうのが便利です
本日、平成30年1月22日は関東地方でも結構雪が降っていますねぇ。丹沢や高尾山は明日あたりいくと雪山のようになっているのでしょうか?とても気になります。東京都内でのニュースでは都心で積雪18センチって発表されていました。
ということで、前回の丹沢・塔の岳に行った時に使ったアプリの紹介です。管理人はiPhone7を使っていますが、アンドロイド端末でも同じアプリが使えると思います。
今日、ご紹介するアプリはジオグラフィカというアプリ内課金のもので、結構前から使っていましたが、この度課金致しまして、制限解除を行いました。
ジオグラフィカは大分前からAppストアにあり、ご存知の方も多いと思います。管理人は難しい使い方はしておらず、自分が登った軌跡を確認したり、こういう風にブログやSNSにアップする目的で使ってきました。
本当に良いアプリですので制限解除の960円をお支払いし、この度全ての機能をつかえることになりました。アプリ内課金ですが、制限解除の960円を払えばいいので、ゲームのように新しいキャラクターが欲しいからってガチャを回すこともありません^^
しかも月々の利用料もないんです!
Appストアの評価は4.3となっていて、時々アップデートしてくれています。アプリの作者自身が登山をする人物で、実際に様々な端末を用いてフィールドでテストをしている模様です。頼もしいですね。
対応言語は日本語・フランス語・中国語・英語。iPhoneはOS9以降のiPhone、iPad、iPodtouchに対応しています。iPodtouchも使えるなんていいですね。
使い方に関してはpdfで提供されていますので、そちらをプリントアウトして読みながら覚えることもできます。管理人は登山の軌跡だけしか使ったこと無いのでまだプリントアウトしてないです。それくらい簡単に使えます。また、登山でなくても表示されている地図上なら都内でも田舎でもどこでもこのアプリが使えます。
管理人は未だ未経験ですが、登山ナビ的な使い方も出来るそうです。すげ~。
地図は色々なものを使えて、管理人はデフォルトの国土地理院の地図を使いました。このほか、OpenStreetMapやGooglemapも使えます。しかしながらGooglemapはキャッシュに対応していないので、実際に使うときには注意が必要です。電波の通じる所なら読み込めますが、電波の通じない場所では表示されなくなってしまいます。ですから国土地理院のものを使ったほうが安心できると思います。
基本的に登山では4G通信はoffにして使ったほうがいいので、必要なとき以外は機内モード(飛行機マーク)にしたほうが電池の持ちもいいですね。
※4G通信をoffにしたほうが良いというのは、不必要に電池が減ることを避けるのが理由であって、遭難した場合の緊急連絡時に電池の残りを少しでも残す目的なんかがあります。管理人は主にガラケーを使っており、iPhoneは遊びの端末としてしか使っていないのですが、電池の持ちがいいガラケーもあったほうがいいです。
平成30年1月7日に管理人が行った丹沢・塔の岳の軌跡です。これはご紹介用にこの縮尺の地図にしていますが、事前にキャッシュで詳細地図も読み込んでいますので細かい登山道も判明します。
上記の塔の岳山頂付近ではちょっと見づらいですが、薄い紫色の軌跡が確認できると思います。また、軌跡の保存だけではなく、iPhoneのGPSで現在位置も把握できます。
下記画像のようにトラックポイントで現在位置をGPSで測定し、現在の緯度・経度も判明します。このときのトラックポイントの計測は標準だったかな?トラックポイントの計測は「細かい」「標準」「粗い」の3種類から選ぶことができます。このほか様々な調整が可能ですし、現在位置をメールで送信する機能もあります。心配されているご家族などにお知らせすることができます。
塔の岳の時は最初から4G通信をオフにして機内モードにしていました。それでも最近のスマートフォンのGPSが優秀なので、変な軌跡を残すことはありませんでした。こうやって、登山道から山頂までの距離、最高高度、累計高度+、累計高度-と計測されていますので、どれくらいの運動量だったのか?というのも分かります。便利ですねぇ^^
日本国内の有名な山は最初からデータが入っていて、画像のようにデータが表示されます。
国土地理院の地図はここまで大きく表示することができますから時々表示を確認していれば道迷いが少なくなると思います。地図は丹沢山のみやま山荘、三角点付近です。
細かい使い方に関しては「ヤマレコ」などにも紹介されていますので参考にしてください。また、スマートフォンは登山に特化したアイテムではありません。寒さに弱いです。昨年の残雪期に谷川岳に行った時は霰が降っていたりとても寒かったです。
当時はiPhone5sを持っていきましたが、アホみたいに電池が減っていき、山頂では表示さえしてくれませんでした。ですから厳冬期の北アルプスで使うとかはあまり考えない方がいいです。出来るだけ体に近い部分に所持しておいたほうがいいですし、GPS専用機のガーミンとかを持っていったほうが安心できると思います。春~秋の運用では大丈夫だと思いますが、モバイルバッテリーを持っていったほうがより安心できるはずです。
管理人が年初に塔の岳に行った時は4G通信offで登山開始から下山終了までGPSをonにしてジオグラフィカを使った時は、バッテリーは20パーセントくらい減りました。日帰りなら充分持つと思いますが何が起きるかわかりませんので予備バッテリーを持参しましょう。
登山における遭難の原因は怪我や病気のほか、雪崩に巻き込まれたり、よろけて滑落したり色々ありますが、道迷いも多い要因です。それを少しでも減らす為には地図とコンパスの持参(読図知識も)がありますが、今は便利なGPSというのがありますので、紙の地図とスマホを持っていけば道迷いはなくなるのではないか?と思います。