爬虫類のワニやカメの半数に絶滅の可能性が高い!
本日入ったニュースによりますと、世界中で生息しているは虫類、特に亀やワニに絶滅の恐れがあるとしてアメリカの環境団体であるネーチャー・サーブさんがその報告書を纏めました。
ネーチャー・サーブさんの報告書によると、世界中の爬虫類のうち、カメとワニの約半数が絶滅の恐れがあり、は虫類全体では21パーセントの種類が絶滅危惧であるという事です。
調査方法としては約千人ほどの爬虫類の専門家から1万種あまりの爬虫類のデータを集計して評価したそうで、データ数が乏しくて計測不能な種類を除き、8656種のうち1829種が絶滅危惧に該当したとのこと。
ネーチャー・サーブさんのニュースリリース
英語ページですが、翻訳機能の進化で問題なく理解できると思います。
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Comprehensive Study of World’s Reptiles | NatureServe
Conservation efforts for other animals have likely helped protect many reptile species, according to a new study led by ...
カメの多くは絶滅の恐れがあるとして福之助も意識はしていました。特にウミガメ類やリクガメだとホウシャガメが話題に上がります。
ネーチャー・サーブさんはアメリカのバージニア州アーリントンにある団体だそうです。初めて知りました。アーリントン墓地で有名な街にあるNPO法人のようですね。
NatureServe | Unlocking the Power of Science to Guide Biodiversity Conservation
For nearly 50 years, NatureServe has been the authoritative source for biodiversity data throughout North America. We wo...
ホウシャガメのほか、インドガビアル(ワニ)やキングコブラ(蛇)の名前も出ていました。また、2億年前からあまり進化していないムカシトカゲも絶滅の恐れがあるそうです。
爬虫類だけではなく、他の生き物や植物も絶滅の恐れはありますよね。森林の減少や開発による生息域減少というのが大きな理由のようで、外来種の影響や人間の捕獲なども理由の一つとして挙げられていました。
先日も都内で生き物のイベントがありましたが、考えさせられる記事ですね~。