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【日本百名山】中央アルプスの木曽駒ケ岳に行ってきました!

木曽駒ケ岳 登山部
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癒やしの陸亀

癒やしの陸亀は飼育しているカメや写真・カメラ、趣味の登山などの情報をお届けしているゆる~いブログです。

2020,2,21 テーマを変えてみました。


木曽駒ケ岳

最高の天気!千畳敷カールから木曽駒ケ岳・宝剣岳に登ってきました

日本百名山の木曽駒ケ岳に登ってきました。木曽駒ケ岳は中央アルプス(木曽山脈)の主峰で2956メートルのお山です。前々から行きたかったのですが、都内からだと遠いし日程や天候の関係でなかなか行けませんでしたが、平成29年9月3日の日曜日に行くことができました。この土日は天気が安定していたようで、最高の天候のなか登山することができました。

木曽駒ケ岳までの行き方

管理人の自宅からは約250キロあります。首都高速から中央自動車道に入り、駒ヶ根インターチェンジで一般道に降ります。そこから5分くらいで菅の台バスセンター駐車場という有料駐車場に停めて、朝方中央アルプス駒ヶ根ロープウェイしらび平駅まで行き、そこからロープウェイ乗車で行くことができます。

菅の台バスセンター駐車場は600円の後払い。バスとロープウェイ往復で大人一人3900円です。高速・ガソリン・駐車場・バス・ロープウェイと結構な金額がかかりますので数人で行った方が割り勘できていいと思いますね。

中央自動車道の駒ヶ根インターチェンジを降りて右折し、坂道をちょっと行くと右側に菅の台バスセンターがあります。管理人の訪れた深夜でもスポットライトがあたっていますので分かりやすかったです。ナビなしでも行けました。駒ヶ根インターチェンジを左折してちょっといくと交差点の右側にコンビニエンスストアがあって、そこで食料を買えます。管理人が行った時は登山者さんが数名確認できました。管理人は水とビールを買ってから菅の台バスセンター駐車場に向かいました。

深夜1時だったか1時半に菅の台バスセンターに到着してビックリ!かなりの数の車がすでに駐車されていました。しかもバス停留所にすでに並んでいる男性が一人いるじゃないですか!すげぇ!数は数えていないですが、100台以上はあったと思います。24時間なのでいつでも入れます。トイレも24時間使えますし、飲料の自動販売機もありました。皆さん寝ていると思うので静かにしないといけませんが、少しずつ車が入ってくるので気になって寝れませんでしたw

ちょっとトイレに行って夜空を見上げたらお星様がキラキラ。持ってきていた三脚とニコンのD750を取り出して菅の台バスセンターから星空撮影。

木曽駒ケ岳

明日の天気に期待が持てる感じでしたね。

木曽駒ケ岳

朝になりました

朝方4時30分頃から辺りが騒がしくなります。当日の時刻表だと6時15分が始発だったのですが、皆さん熟睡できなかったみたいで続々とバス停留所とバスチケット販売所に並び始めました。早いなぁ~。場所取りのつもりでちょっとザックを置いていたのですが、完全無視されていました(泣)バス乗車とチケット販売の列は別なので間違えないようにして下さいね。管理人は同行者にバス乗車の列に並んでもらっている間にチケットを買って来ました。チケットは先に入手していたほうがいいです。どこで買えるかは分かりませんが、、、始発時間前なのにチケット売り場100人、バス乗車の列は200人くらい居たと思います。

管理人が行った日は人が多かったのか臨時便が始発前から運行されていました。管理人は始発時刻くらいのバスに乗車できてイザ出発です。

バスは超狭い県道を走っていきます。車内では観光案内の音声が流れていたのですが、、、

カモシカだ!

管理人はバスの前のほうに乗っていたのですが、なんかいるなぁ~って思っていたらカモシカが朝ごはんを食べてました。バスの観光案内の音声では、熊、カモシカ、リス、ニホンザルを見ることができるっていう案内がありましたね。

木曽駒ケ岳

駒ヶ根ロープウェイ「しらび平駅」に到着

ロープウェイは勿論時刻表通りなのですが、人が多く押し寄せているときはやっぱり臨時運行になるみたいですぐに乗車することができました。

木曽駒ケ岳

出発で~す。60名乗車だったかな?結構ハイスピードで千畳敷に向っていきます。

木曽駒ケ岳

いつもの山域とはスケールが違うって事がすぐに分かりました。

木曽駒ケ岳

崩落している箇所がありました。

木曽駒ケ岳

ちょっと写真じゃ分かりにくいのですが、中央部分に真っ白になっている箇所があって、カメラ側で拡大してみたら雪が残っている感じでした。

木曽駒ケ岳

千畳敷に近づいてきました。山肌がとても綺麗です。

木曽駒ケ岳

千畳敷駅に到着しました。雲海、南アルプスの向こう側に富士山が頭を出していました。

木曽駒ケ岳

千畳敷カールは素晴らしい景観

千畳敷カールです。もっと広角で撮影したかったのですがレンズがないのでどうしようもありません。でも遊歩道を使って「剣ヶ池」まで行けばもっと雄大な千畳敷カールが撮影できるみたいです。これは管理人の失態でした。色々なパンフレットに掲載されている千畳敷カールの写真は剣ヶ池付近から撮影されているんだと思います。

木曽駒ケ岳

すでに2612メートルの位置です。すぐに登りだすと高山病が出やすいとの情報もありますので、管理人は靴をキチンと履きなおしたり、動画を撮影したりしました。また、ドローンを飛ばしている人も居ました。

ちょっとガスが上がってきているみたいでした。

木曽駒ケ岳

千畳敷駅にもガスが纏わりついていました。

木曽駒ケ岳

すげぇ傾斜だなぁ。

木曽駒ケ岳

本当に綺麗ですねぇ。

木曽駒ケ岳

木曽駒ケ岳へ登山開始です

そろそろ行くか。ということで写真中央に向って登っていきます。

木曽駒ケ岳

ガスはすっかり晴れました。

木曽駒ケ岳

神社があって皆さんお参りしてから登っているみたいでした。また、そこから登山道が伸びています。こっちは極楽平方面。

木曽駒ケ岳

管理人はこの道標を頼りに歩いていきました。

木曽駒ケ岳

憧れの日本百名山。

木曽駒ケ岳

これが撮影定番スポットの「剣ヶ池」です。

木曽駒ケ岳

分かりにくいですが南アルプスと中央が富士山です。

木曽駒ケ岳

昭和46年に天然記念物に指定されました。

木曽駒ケ岳

ずーっと見ていたいけど、登らないと話しにならないのでドンドン登ってきます。

木曽駒ケ岳

青・白・グレー・緑の四色しかない。

木曽駒ケ岳

九十九折の登山道なので傾斜はそこまできつくなかったです。積雪時に行こうと思っていたのですが、管理人にはマダマダ経験不足だったかな~。

木曽駒ケ岳

振り返って。前々高度があがってないじゃん!

木曽駒ケ岳

今までで一番スケールがでかいって思いました。

木曽駒ケ岳

振り返って(2)ガスが!

木曽駒ケ岳

でも上を見るとガスはほんの少しだけ。んで、お花が沢山咲いていました。

木曽駒ケ岳

南アルプスを端から端まで収めてみました。

木曽駒ケ岳

木曽駒ケ岳は岩の山ですね。クラックが怖い。

木曽駒ケ岳

太陽・雲海・岩のコラボレーション。

木曽駒ケ岳

そこそこ上がってきました。

木曽駒ケ岳

イワスズメ(岩雀)ちょっと大きいスズメです。不毛な岩場で繁殖するらしいです。

木曽駒ケ岳

乗越浄土に到着

ちょっと空気が薄くてすぐに息があがりましたが乗越浄土に到着。千畳敷カールには「極楽平」「乗越浄土」ってあるけどここは天国か?

木曽駒ケ岳

天気がいいので今日は間違えないですが、天候が悪く、ガスガスの場合などこの付近で道迷いがあるそうです。地図やスマホアプリでよく確認しましょう。

木曽駒ケ岳

ここからは「中岳」を目指して歩き出します。中岳の向こう側に木曽駒ケ岳があります。写真は八ヶ岳方向。

木曽駒ケ岳

写真が暗いですが、乗越浄土付近から千畳敷駅方面。

木曽駒ケ岳

この写真が中岳です。手前にある山小屋は天狗山荘。

木曽駒ケ岳

宝剣岳です。

宝剣岳

またまた八ヶ岳方向。

木曽駒ケ岳

青い屋根が印象的な宝剣山荘です。

宝剣山荘

宝剣岳の天辺に人が、、、。宝剣岳は2931メートルのお山です。

宝剣岳

岩の上に登ったら御嶽山が見えました。

木曽駒ケ岳

なにか面白い岩はないかな~って探してました。見つけられなかったですけど^^

木曽駒ケ岳

ホシガラスがいました。高山地帯で見ることができるそうです。

ホシガラス

実は同行者はもういませんw 乗越浄土の大分手前で置いてきました。山は慣れてないし、高山で空気薄いので千畳敷駅に戻るように指示。

宝剣岳に行くことも考えていたので危ないし。

宝剣岳

天狗荘がありましたが中には入りませんでした。伊那市が一望できるそうです。

木曽駒ケ岳

これが伊那前岳になるのかなぁ。行ってみたい。

木曽駒ケ岳

同行者を待たせているしドンドン行きますよ~。

木曽駒ケ岳

中岳頂上付近から南アルプス方面。

木曽駒ケ岳

中岳に到着

休憩ポイントの中岳に到着しました。沢山の登山者さんが休まれています。標高は2925メートルです。

木曽駒ケ岳

祠がありました。賽銭箱がピカピカですw

木曽駒ケ岳

ようやく木曽駒ケ岳が見えてきました。下に見える水色の屋根が頂上山荘とテント場(幕営場)です。

木曽駒ケ岳

再びの御嶽山。

木曽駒ケ岳

南アルプスと富士山。

木曽駒ケ岳

八ヶ岳方面。

木曽駒ケ岳

木曽駒ケ岳頂上に向って歩き出します。

木曽駒ケ岳

この岩を何かに見立てようと思ったのですが、、、何も思い浮かびませんでしたw

木曽駒ケ岳

御嶽山と木曽駒ケ岳頂上木曽小屋です。屋根に「頂上木曽小屋」ってペイントしてあります。

木曽駒ケ岳

中央アルプス(木曽山脈)木曽駒ケ岳2956メートルに到着!

木曽駒ケ岳山頂に到着しました。団体さんなど沢山の人がいましたね。山頂の標が外せるようになっていたので外して撮影してみました。

木曽駒ケ岳

安全登山を祈願して頂上本社でお参りをしました。

木曽駒ケ岳

お地蔵さんもいました。やっぱり何か着せられていましたね。向こうに見えるのは八ヶ岳方向です。

木曽駒ケ岳

木曽駒ケ岳頂上から北アルプス(飛騨山脈)が全部見えました!すげぇ!

木曽駒ケ岳

写真をトリミングしてみたら槍ヶ岳や穂高連峰であることがはっきり分かりました。

木曽駒ケ岳

多分「乗鞍岳」だと思います。

木曽駒ケ岳

山頂の標付近の人が少なくなったので、もう一回撮影。

木曽駒ケ岳山頂

木曽駒ケ岳山頂の祠。、、、こういうのは誰が回収するんだろう。神社の住職さん?山小屋の人?バイト代くれるならやってもいいかな、、、。

木曽駒ケ岳

何回も撮ったけど、山頂から南アルプス。

木曽駒ケ岳

という事で遅めの朝ごはんです。今日はカレーメシのつもりで買ったらハヤシメシだった件。やっぱり膨らんでましたね。食べなかったですけどタマゴスープの袋は思いっきりパンパンでした。

木曽駒ケ岳

バーナー使うの3ヶ月ぶりだなぁ。

この後バーナー触って火傷しました(泣)

ハヤシメシは沸騰したお湯をちゃんと目印のところまで入れたのに、スープっぽくなっちゃった。次回からお山でのカレーメシ類はお湯を少なめに入れよう。

木曽駒ケ岳

頂上付近から宝剣岳と空木岳(右側)なのかな。

木曽駒ケ岳

同じく頂上付近から南アルプス。富士山と北岳、間ノ岳(恐らくですが)の日本標高第一位から三位までのコラボレーション。手前は伊那前岳かな。

木曽駒ケ岳

ハヤシメシも食べ終わり千畳敷カールに戻ります。てか、すでに宝剣岳手前なんですけど、、、。結構迷いました。宝剣岳が近づくにつれて、行こうかやめておこうか、、、。同行者も待ってるし。

宝剣岳

結局、宝剣岳2931メートルに登る

宝剣岳手前で立ち止まって悩みました。岩登りなんて西穂高岳独標位しかやったことないし。でも行けそうだったので行きました。

宝剣岳

落ちたら死ぬ。

宝剣岳

結構人がいて渋滞しているみたい。ヘルメット装備の人とそうでない人が半々くらい。で、意外と女子(淑女)が多かった。皆さんザック類などは手前にデポっているみたいで綺麗に並んでいました。管理人も置いてこようかと思いましたが、途中で断念するかも知れないし一応背負っていくことに。ここでも団体さんがいましたね。

宝剣岳

宝剣岳ルート途中に動物の糞がありました、カラスじゃないし、熊でもなさそう、、、オコジョですかね。木曽駒ケ岳山頂付近でネズミらしき動物がいたらしく、団体さんの一人が「何か居た!」って言ってました。

宝剣岳

すげぇなぁ。ここまではぜんぜん平気です。

宝剣岳

こういう場所で「押すなよ!押すなよ!」っていうのは絶対に禁止ですねw

宝剣岳

山頂に近づいてきました。宝剣岳は乗越浄土からのルートの場合、山頂までの最後の道のりが鎖場で裏側に面してて見えないので渋滞が発生しやすいみたいです。管理人みたいな素人のソロばかりだと駄目で、写真にあるような赤いジャケットを着用しているリーダー格(この方はガイドだと思われます)の方が声を掛け合って順番に登り、降りを指示したほうがいいですね。管理人が登ったときは前後にパーティーがいて、その方達に便乗(笑)するような形で何人降りたら次は何人登って~とか指示がありました。山頂付近の最後の鎖場が見えなくて渋滞発生。下の方にいた人が声を掛け、数名の交代で昇り降りをするように仰られていてスムーズに行くことができました。

宝剣岳

下の写真が宝剣岳2931メートルの頂上です。山頂の標は見つけられませんでした。

管理人が鎖場を抜けて山頂にたどり着いたときにメチャクチャ驚いたことがあります。山頂直下にたどり着き、まず目に入ったのが一歳くらいのお子様でした!

えぇっ!

さすがに写真はないのですが、お父さんが背中に子供を乗せるようなザックがあるじゃないですか?あれに一歳児くらいのお子様を背負ってたんですよ。お母さんも横に居ました、、、

えぇっ!

ってなりますよね。他の方は普通にスルーしていた感じなのですが、、、

宝剣岳頂上

この岩の天辺に登る人が沢山居て、それで時間がかかるみたいです。山頂は岩ばかりで落ち着いてゆっくりできる所はありませんし、人が通るからちょっと避けて、、、というのも緊張が走るような岩場でした。

宝剣岳

管理人は登らなかったのですが、山頂の岩の根元に祠がありました。

宝剣岳

長居するとこでもないし再び便乗して下山。

宝剣岳

管理人が下山するときも赤いジャケットの方が指示していました。すれ違い時に「ご苦労様です」と挨拶し、岩場を降りて行きます。宝剣岳は登山装備バッチリの方と普段着?的な人がいて、両極端で面白かったです。

宝剣岳

ガスが上がってきてます。

宝剣岳

千畳敷カールに入りました。所々で渋滞が発生したり、高山病なのか座り込んで、介抱されている人を見かけました。木曽駒ケ岳に元気に登っていた10歳くらいの女の子は「山は見るものだ!」って文句言いながら下山していきましたねw

千畳敷カール

千畳敷駅が見えてきました。到着する頃にはガスガスで視界20メートルくらいでした。

千畳敷カール

同行者と合流しロープウェイに乗車します。

千畳敷カール

やっぱり日帰りは時間制限が、、、。次回はテント泊で来たいな。ロープウェイからは滝などが見えました。

木曽駒ケ岳

何回もしつこいですが今までで一番スケールのでかい山でした。

木曽駒ケ岳

雪解け水が物凄く綺麗でした。あと少しで再び雪に覆われるんだなぁ。

木曽駒ケ岳

中岳付近から八ヶ岳・南アルプス・宝剣岳方面を動画で撮影してみました。

木曽駒ケ岳・宝剣岳を登ってみて

日本百名山の木曽駒ケ岳ですが、千畳敷カールを有している事もあって、管理人目線でも間違いなく日本百名山に相応しい山容・規模でした。木曽駒ケ岳の山頂は広くて端の方に行かなければ安全な場所です。また、2612メートルまで文明の利器であるバス・ロープウェイでこれる事も人気の一つになっていますね。実質300メートル位しか上がらないですし、宝剣岳に行かなければ登山道に危険箇所は殆どありません。あるとしたら落石や天候の急変でしょうか。

山ですからいつも天気がいいとは限りませんし、天候が良くても午後になればガスが上がってきて、パンフレットのような千畳敷カールの景色が拝めるとは限りません。でも、一度は千畳敷カールの景色を見に行って下さい。登らなければ体力0でもオッケーです。

あと、管理人がアメリカの有名ザックメーカーの真似をしてザックのショルダーに取り付けたゴムコードのボトルホルダーですが、今回ナルゲンの500ccのものを取り付けて歩きましたが落ちることもなく安定していました。皆さんも是非まねしてみて下さいw

ザックのショルダーに自作ボトルホルダーを付けました
今日はザックのショルダー部分にゴムコードを利用したボトルホルダーを取り付けました。これはアメリカで有名なザックのガレージメーカー「Ultralight Adventure Equipment」さんのザックを真似たものなんです。

癒しの陸亀

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